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福岡県警は17日、フィリピン拠点の日本人犯罪組織「JPドラゴン」のメンバーが特殊詐欺に関与したとして逮捕された事件で、フィリピン拠点JPドラゴン幹部・小山智広被告(51)=詐欺と窃盗の罪で起訴=を窃盗の疑いで再逮捕した。

小山智広被告(2024年1月拘留時)
小山被告は他のメンバーと共謀して2023年2月14日、警察官を装って大阪府の女性(当時84)宅に電話をかけ、「銀行口座が不正利用されている」などとウソを言ってキャッシュカード5枚をだまし取り、計約78万円を引き出して盗んだ疑いが持たれている。県警は、JPドラゴン幹部・佐藤翔平容疑者(35)=詐欺と窃盗の罪で起訴=についても、18日に窃盗の疑いで書類送検する方針。

佐藤翔平容疑者(2023年5月24日)
県警は、JPドラゴン内に「かけ子」班が3つあり、小山被告と佐藤容疑者はそれぞれ「かけ子」5人程度でつくる班の統括役として、毎月総額1億円以上を詐取していたとみている。
調べに対し小山被告は容疑を認めていて、「日本で詐取した現金はフィリピンにいるリーダーに渡り、上納金として班ごとに500万~1500万円が差し引かれた上で分配されていた」などと供述している。県警は2人の報酬は月に数百万~数千万円だったとみている。