成田空港署は12日までに、メキシコから覚醒剤とみられる白い結晶を密輸しようとしたとして、いずれもメキシコ国籍で住所不定の自称会社員の男・ヘラルド・エフライン・メヒア・イバラ容疑者(36)と、自称大学生の女・マリセラ・レディ・マルティネス・バラデス容疑者(22)の男女2人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反の疑いで現行犯逮捕した。

押収品
2人は今月10日、メキシコから成田空港に到着した際、8個の袋に入った覚醒剤計約7.5キロをスーツケース内に隠し入れ、密輸入しようとした疑いが持たれている。東京税関の職員が検査で発見した。調べに対し、いずれも容疑を否認している。