香川県警丸亀署は1日、香川県内で覚醒剤密売や使用したなどとして、いずれも香川県丸亀市在住の特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(49)と、土木作業員の男(19)、無職の男(26)の男3人を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。
香川県丸亀警察署
組員の男は今年3月3日、香川県坂出市の団地内で土木作業員の男に覚醒剤約0.5グラムを1万5000円で譲り渡した疑いが持たれている。また、土木作業員の男は同月5日ごろに覚醒剤を使用した疑いで、無職の男は組員の男を紹介するなど覚醒剤取引を仲介した疑いでそれぞれ逮捕された。
今年3月にパトロール中の警察官が土木作業員の男に職務質問をした際、落ち着きがなく挙動不審だったため尿検査を実施したところ、覚醒剤の陽性反応が出て緊急逮捕した。その後の捜査から組員の男と無職の男を1日に逮捕した。
調べに対し、組員の男と無職の男の2人は容疑を否認し、土木作業員の男は容疑を認めていて、同署は余罪を含め、調べを進めている。