肩がぶつかった男性を金属バットで殴り暴行 稲川会傘下組員を逮捕

　群馬県警組織犯罪対策１課と高崎署は１３日、路上で肩がぶつかった男性を金属バットで殴り殺害しようとしたとして、指定暴力団・稲川会傘下組員（２１）を殺人未遂の疑いで逮捕した。

群馬県警察本部

　男は今年５月１０日午前３時半ごろ群馬県高崎市内の路上で、別の男性への傷害容疑で逮捕されている男女２人ら仲間と共謀して、公務員の男性（２０）＝高崎市＝に殺意を持って金属バットなどで複数回殴打するなど暴行を加え、殺害しようとした疑いが持たれている。男性は全身打撲と左肺挫傷のケガを負った。

　県警は「捜査に支障がある」として男の認否を明らかにしていないが、すでに逮捕されている男女は「肩がぶつかった」などと供述している。

　県警は、犯行の動機や余罪、ほかの共犯者など捜査を進めている。