山口県警光署は16日までに、本人になりすまして使用する目的で金融機関のキャッシュカード1枚を譲り受けたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・中尾義満容疑者(57)=茨城県神栖市田畑=と、知人の会社員の男(42)=山口県光市虹ケ丘2丁目=の2人を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕した。
山口県光警察署
中尾容疑者は2024年8月ごろ、本人になりすまして使用する目的で会社員の男名義のキャッシュカード1枚を譲り受け、会社員の男は目的を知りながらキャッシュカードを中尾容疑者に譲り渡した疑いが持たれている。
同署は2人の認否を明らかにしていないが、犯行の動機やキャッシュカードの使い道など調べを進めている。