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男性拉致殺害事件 東組系「赤松組」組員ら3人を殺人から傷害致死に切り替えて起訴

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 神戸地検は15日、今年6月に兵庫県尼崎市の路上で男性(23)が車で連れ去られ、大阪府能勢町の民家で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されていた指定暴力団・二代目東組系「三代目赤松組」組員・三谷晃平容疑者(27)=大阪府豊能町=ら男3人を、傷害致死の罪に切り替えて起訴した。

神戸地方検察庁

神戸地方検察庁

 兵庫県警は9月24日、今年6月11日午後9時半ごろに尼崎市大物町1丁目の路上で、男性の顔面や腹部を殴る蹴るなど暴行した上、無理やり車に乗せて連れ去り、大阪府能勢町の家屋で左太ももを刃物で突き刺すなどして殺害したとして、三谷容疑者ら男4人を殺人容疑で逮捕していた。

 地検は逮捕された4人のうち、三谷容疑者ら3人を傷害致死の罪で起訴し、残る少年1人(19)については、傷害致死と死体遺棄の罪で神戸家裁に送致した。

 兵庫県警はこれまでに、被害者の男性を車で連れ去ったり、遺体を高知県土佐町の山中に遺棄したとして、三谷容疑者や特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目兼一会組員で「徳重組」組長・徳重流星容疑者(33)ら男女12人を、死体遺棄などの疑いで逮捕していた。

 逮捕当時、男性の遺体は発見されていなかったが、県警が容疑者らの供述をもとに高知県土佐町上津川の山中を捜索し、男性の骨などを発見した。

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