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千葉地検松戸支部は1日、松戸市で男性の顔を殴るなどして重傷を負わせ、監禁したとして男2人が傷害と監禁の疑いで逮捕された事件で、指定暴力団・住吉会系八代目馬橋一家傘下「古永組」組員・荒木一成容疑者(47)=住所不定=を傷害の罪で起訴し、監禁容疑については不起訴処分とした。 また、会社役員の男性(44)=千葉県柏市=はいずれの容疑も不起訴処分となった。同支部は不起訴理由を「公訴を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」としている。
千葉地方検察庁松戸支部
荒木容疑者ら2人は今年3月15日午前0時~0時半ごろ、松戸市内の路上や会社役員の男が運転する車内で、無職男性(36)=同市=に対して、荒木容疑者が顔を殴るなどの暴行を加えた上、松戸市内の公園前の路上に移動するまでの間、車内に監禁したとして、今年11月10日に逮捕され、会社役員の男性は同月12日に逮捕されていた。
被害者の男性は外傷性くも膜下出血の重傷を負っていて、男性が松戸市内の交番に被害を届け出て事件が発覚した。