男性から現金3万円恐喝で組員ら逮捕受け共政会系「荒瀬組」事務所を家宅捜索

◀関連記事

　広島県警は２８日、男性から現金３万円を脅し取ったとして、指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員・蔦野賢次郎容疑者（４２）＝広島市東区牛田新町１丁目＝ら３人が恐喝の疑いで逮捕された事件で、蔦野容疑者ら３人を同容疑で送検し、関係先として午前１０時ごろから荒瀬組の事務所を捜査員１８人態勢で家宅捜索した。

共政会系荒瀬組を家宅捜索

　蔦野容疑者ら３人は今年９月、広島市内を走行する車の中で男性（２０代）に対し、「お前どうケジメつけるんじゃ、おら」「３万じゃ」などと言って頬を平手打ちするなどした上、現金３万円を脅し取った疑いが持たれている。県警は「捜査に支障がある」として３人の認否を明らかにしていない。

　県警は、家宅捜索で荒瀬組の組織的関与の有無や、犯行の動機など調べを進めている。