現場作業員に社長のあいさつなど面会強要 侠道会傘下「森田組」幹部に中止命令

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　広島県警尾道署は３０日、広島県尾道市内の解体工事現場で男性作業員に「あいさつがない」などと言って社長との面会を強要したとして、強要未遂容疑で送検されている指定暴力団・三代目侠道会傘下「三代目森田組」幹部・山本巧容疑者（４６）＝尾道市美ノ郷町三成＝に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。

広島県尾道警察署

　山本容疑者は今年５月３１日午前１１時５５分ごろから午後０時５分ごろまでの間、尾道市内の解体工事現場で男性作業員に対し、「広島から来て尾道で仕事しよんのにあいさつがない」「お宅の社長に怖い人が来たと言っとけ」などと脅し、社長の男性（３０代）にあいさつなどの面会を強要したとして、６月１２日に同署などに逮捕されていた。