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岐阜県警組織犯罪対策課と養老署、大垣署は3日、詐欺で得た犯罪収益と知りながら組員からの上納金を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目矢嶋組」組長・武智浩三容疑者(57)=愛媛県松山市衣山=と、矢嶋組幹部(49)=愛媛県今治市郷桜井=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕した。
岐阜県警察本部
2人は共謀して2024年1月下旬ごろ、今治市内の矢嶋組の組事務所で、詐欺で得た犯罪収益と知りながら矢嶋組組員からの上納金として現金8万円を受け取った疑いが持たれている。
2023年1月に養老郡養老町内で発生した特殊詐欺事件をきっかけに、逮捕された「受け子」役などその後捜査を進め、詐欺事件の被害金の流れから2人が浮上した。
【追記】
岐阜地検は2025年7月26日までに、武智浩三組長を不起訴処分とした。