東京地検：金券ショップに偽造商品券を持ち込んだ極東会傘下組員を不起訴処分

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　東京地検は１４日、偽造された商品券を都内の金券ショップに持ち込んで現金をだまし取ろうとしたとして、偽造有価証券行使と詐欺未遂などの疑いで現行犯逮捕されていた、指定暴力団・極東会傘下組員（３１）＝東京都新宿区新宿＝について、不起訴処分とした。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。

東京地方検察庁

　組員は今年９月４日、クレジットカード会社が発行する１枚５０００円の偽造商品券１００枚を買い取らせるため、東京都新宿区内の金券ショップに本物と偽って持ち込み、現金をだまし取ろうとしたとして、通報で駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。

　都内の複数の金券ショップでは、同様の偽造商品券が持ち込まれる事件が相次いでいて、警戒していた店員が偽造商品券に気付いて１１０番通報していた。