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最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は14日、2003年1月に群馬県前橋市のスナックで客ら4人が死亡した拳銃乱射事件などで殺人や殺人未遂の罪に問われ、一、二審で死刑判決を受けた、元指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下矢野睦会会長・矢野治被告(65)の上告審の判決公判が開かれ、鬼丸裁判長は矢野被告側の上告を棄却した。一、二審の死刑判決が確定する。
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前橋スナック銃乱射事件(2003年1月)
鬼丸裁判長は、「一般人を巻き込む危険性も意に介さず、冷酷で残虐。実行行為はしていないが組員に指示を与えた首謀者」と指摘した。
一、二審判決では、矢野被告が矢野睦会元幹部の小日向将人死刑囚(44)と山田健一郎死刑囚(47)の2人に対し、対立していた指定暴力団・稲川会系七代目大前田一家のナンバー2だった「後藤組」の後藤邦雄組長の殺害を指示。2003年1月25日、前橋市三俣町のスナック店で一般客3人を殺害、後藤元組長ら2人に重傷を負わせた上、店の前で護衛役1人を射殺した。