暴排条項あるフィットネスジムに身分を隠して入会 住吉会傘下幹部を逮捕

　埼玉県警東入間署は１１日、暴排条項があるフィットネスジムに暴力団員であることを隠して入会して施設を利用したとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部（４５）＝埼玉県狭山市北入曽＝を詐欺容疑で逮捕した。

埼玉県東入間警察署

　男は２０２３年９月１５日、利用規約で反社会勢力関係者の入会を拒否している埼玉県川越市のフィットネスジムに、暴力団員であることを隠して入会契約を締結した疑いが持たれている。男は入会後から今年１０月ごろまでの間、月に複数回、施設を利用していた。

　調べに対し、男は「入会時に資料をよく見ておらず、暴排条項があることを知らなかった」などと容疑を否認している。