北海道警旭川中央署は19日朝、北海道旭川市の飲食店から「店内でケンカになっている」と通報があり、駆け付けた警察がこの店の男性経営者の頭部を踏みつけるなどしてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」組員・東駿佑容疑者(30)=旭川市=を傷害の疑いで緊急逮捕した。
北海道旭川方面旭川中央警察署
東容疑者は19日午前7時すぎ、通称「さんろく街」と呼ばれている旭川市南3条通6丁目の繁華街にある飲食店で、この店の男性経営者(70代)に対し、頭部を蹴ったり、踏みつけたりするなどの暴行を加え、頭部にケガを負わせた疑いが持たれている。男性は頭から出血していたが、意識はあり軽傷とみられる。当時、店内にいた人が警察に通報した。
調べに対し、東容疑者は黙秘しているが、同署は東容疑者が男性に暴行を加えた動機や詳しい経緯など、当時の状況を詳しく調べている。