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香川県警は8日、香川県高松市のマンション一室に拳銃6丁や実弾、手榴弾1個を所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系六代目豪友会幹部で、「八代目中津川組」組長・岡山一仁容疑者(58)=高松市屋島西町=と、農業の男(70)=高松市生島町=の2人を銃刀法違反(加重所持)や爆発物取締罰則違反などの容疑で逮捕した。
押収された拳銃や実弾、手榴弾
岡山容疑者ら2人は共謀して今年7月8日午後3時ごろ、高松市花ノ宮町のマンションの一室で、自動装填式拳銃2丁、回転弾倉式拳銃4丁、実弾27発、そして手榴弾1個を所持した疑いが持たれている。マンションからは、このほか実弾とみられる約100発の弾が押収されていて、県警は鑑定を進めている。
今年7月に摘発されたポーカーゲーム機を設置したゲーム店での常習賭博事件の捜査過程で、関係先の家宅捜索中に発見された。この事件で、農業の男は常習賭博の罪で逮捕・起訴されている。
県警は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていないが、拳銃や手榴弾を所持していた目的や入手ルートなど調べを進めている。