宮城県警仙台東署は、2024年10月に息子を装って宮城県内の高齢女性から現金100万円をだまし取ったとして、指定暴力団・道仁会傘下組員(24)を詐欺の疑いで逮捕した。
宮城県仙台東警察署
組員の男は仲間と共謀して2024年10月、仙台市宮城野区在住の女性(80代)に息子を装って電話をかけ、「不倫関係の女性を妊娠させた。示談金を貸してほしい」などとウソを言い、現金100万円をだまし取った疑いが持たれている。
この事件を巡っては、2024年12月に特殊詐欺グループの「受け子」の男が逮捕されていて、その後の捜査から組員の男の関与が浮上した。同署は、男が特殊詐欺グループのリクルーター役だったとみている。
調べに対し男は黙秘しているが、同署は他にも複数の共犯者がいるとみて、引き続き捜査を進めている。