山口組系「旭導会」会長を不起訴処分 物価高対策の「非課税世帯給付」金5万円詐取容疑

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　旭川地検は２２日、北海道旭川市が住民税非課税世帯に支給している物価高対策の給付金５万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕・送検されていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長（５９）について不起訴処分とした。

旭川地方検察庁

　旭導会会長は２０２２年１１月、旭川市から送られてきた非課税世帯の確認書類に収入がないと記載して返送し、電気・ガス・食料品の価格高騰を受け、旭川市が住民税の非課税世帯に支給する給付金５万円をだまし取った疑いで逮捕・送検されていた。

　地検は不起訴処分の理由について「起訴することについて積極・消極双方の事情を考慮した」としている。