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警視庁と千葉県警の合同捜査本部は16日までに、妻の名義で不正登録したナンバープレート2枚を盗難車に付けて偽装したとして、指定暴力団・住吉会・十三代目幸平一家系加藤連合会傘下、「賢総業」幹部で、「林田組」幹部・横田力こと細淵力容疑者(42)=埼玉県越谷市=ら男3人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)などの疑いで再逮捕した。
細淵力容疑者(42)
細淵容疑者は2023年8月に他の共犯者らと共謀して、細淵容疑者の妻名義で交付されたナンバープレート2枚を盗難車に付け替え、正規に取得した車両に偽装した疑いが持たれている。同本部はいずれの認否も明らかにしていない。
細淵容疑者は、すでに逮捕されている自動車整備会社社長や住吉会傘下組員らが共謀して、組織的に盗難車のトヨタ「アルファード」のナンバーを付け替えて偽装した事件の指示役とみられている。
偽装された盗難車は細淵容疑者が使用した後、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員に250万円で売却されたといい、同本部は細淵容疑者が暴力団関係者らに盗難車の販売を繰り返していたとみて、余罪や購入者など調べを進めている。