千葉県警は6日、指定暴力団・住吉会の前代表の死去後に、前代表宅から現金を盗んだとして、九代目住吉会会長・小川修司こと小川修容疑者(72)=東京都港区芝浦=と、住吉会系「八代目共和一家」総長・大多和賢治容疑者(68)や幹部ら計7人を窃盗や住居侵入などの疑いで逮捕した。

千葉県警察本部
小川容疑者は大多和容疑者らと共謀して、2022年5月31日に住吉会の関功前代表(享年76)の急逝後、千葉県柏市内の関前代表の自宅に侵入して、室内から現金約5000万円を盗んだ疑いが持たれている。
小川容疑者らは、関前代表が死去した当日、住宅内に人がいない時間を狙って侵入していて、現金のある場所については事前に把握していたとみられている。
また、小川容疑者は他の幹部らとともに、2023年10月22日に被害届を出した関前代表の自宅を管理している女性(50代)を柏市内に呼び出して取り囲み、被害届を取り下げさせるなどの目的で、現金2000万円を受け取らせようとした証人等威迫などの疑いでも逮捕されている。被害届は同年9月に横領容疑で出されていた。
関前代表は生前の2021年に、住吉会の会長職を小川容疑者に譲り、自身は住吉会代表に就任していた。
【追記】
千葉地検は12月26日、小川被告や幹部ら計4人を窃盗と邸宅侵入の罪で起訴した。
また、関前代表の自宅を管理している女性に被害届を取り下げさせるなどの目的で現金2000万円を受け取らせようとしたとして証人威迫などの疑いで小川被告ら5人を逮捕していたが不起訴処分とした。地検は不起訴の理由について「公訴を維持するに足りる十分な証拠を維持できなかった」としている。