◀関連記事
山口県警光署は11日、今年の「全国高校野球選手権」で、客に金を賭けさせて優勝校と準優勝校を予想する賭博を運営したとして、自称建築業の男(51)=山口県光市=を賭博開帳図利の疑いで逮捕した。この事件での逮捕者は3人目。
山口県光警察署
男はすでに同容疑などで逮捕されている知人の、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・中尾義満容疑者(57)=茨城県神栖市田畑=らと共謀して、今年7月下旬から8月上旬にかけて開催された全国高校野球選手権で、出場校を複数のグループに分けて、優勝校と準優勝校が出るグループを予想する野球賭博を開き、複数の客から1口1000円で受け付けて利益を得た疑いが持たれている。
同署は「共犯事件で捜査に支障がある」として男の認否を明らかにしていないが、賭博をした客や余罪、金の流れなど、引き続き調べを進めている。