交通トラブルで発砲 山口組系弘道会傘下「室橋興業」組員を逮捕 車内からモデルガン押収

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　警視庁調布署は１０日、東京都調布市で男が交通トラブルになった男性に向けて発砲して逃走した事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「室橋興業」組員・長田健容疑者（３８）を暴力行為等処罰法に反した疑いで逮捕した。

長田健容疑者（３８）

　長田容疑者は今月８日午前２時４０分ごろ、調布市若葉町２の都道の交差点で長田容疑者が運転する黒色のワンボックスカーと、男性（４０代）が運転する車が出合い頭に衝突しそうになり、路上で口論となった末に男性に対して「殺すぞ」と脅しながら威嚇するように１発発砲し、逃走した疑いが持たれている。発砲は男性に向けられていなかったため、男性と同乗していた女性には当たらずケガはなかった。

発砲があった現場周辺

　長田容疑者は神奈川県相模原市南区で身柄確保され、車内からはモデルガン１丁が押収された。警視庁はモデルガンが犯行に使われたものかどうかなど調べを進めている。