香川県警高松北警察署は8日までに、香川県高松市のビルにある店舗にポーカーゲーム機を設置し、賭博を行ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「六代目豪友会」組員・寒川健治容疑者((50)=高松市屋島西町=と、いずれも高松市の農業の男(70)、ゲーム店店長・平井利幸容疑者(51)と、従業員の男(74)ら6人を常習賭博の疑いで逮捕した。
押収されたポーカーゲーム機
6人は共謀して今年6月17日午後1時半ごろ、高松市古馬場町にあるビルの一室にポーカーゲーム機を設置し、不特定多数の客に現金をかけさせて賭博をさせた疑いが持たれている。
同署は6月17日、このゲーム店の家宅捜索を行いゲーム機10台などを押収。店内にいた男性客3人も賭博容疑で現行犯逮捕していた。男性客3人はその後、釈放されている。
調べに対し、寒川容疑者は黙秘し、農業の男は容疑を否認、平井容疑者ら4人は容疑を認めていて、同署は、賭博収益の規模や金の流れ、他の共犯者の有無や経営実態などを詳しく調べている。