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栃木県警は19日、2025年9月に栃木県警さくら署に男2人が車のトランクに男性の遺体を乗せて出頭した事件で、男性を車のトランクに監禁して死亡させたとして、新たに職業不詳・関龍大郎容疑者(24)=住所不詳=と、自称会社員・門前哉太容疑者(27)=栃木県さくら市櫻野=の2人を営利略取と逮捕監禁致死の疑いで逮捕した。この事件での逮捕者は7人目となり、県警は20日午前10時ごろ、栃木県さくら市の関係先などを指定暴力団・住吉会系八代目田野一家の事務所を捜査員や機動隊員計約30人態勢で家宅捜索し、関係証拠品などを押収した。

田野一家の組事務所を家宅捜索
2人は他の複数人と共謀して2025年9月13日午前3時ごろ、栃木県宇都宮市西原町にある元パチンコ店の駐車場で、無職の男性(当時18)の顔や腹を殴る蹴るなど暴行を加えた後、車のトランクに無理やり押し込んで監禁し、熱中症か致死性不整脈により死亡させた疑いが持たれている。
この事件は、被害者の男性を含めた17歳~18歳の少年ら7人が違法薬物密売人の野本容疑者を呼び出し、暴行して金品を奪い取ったことが事件の発端と見られ、被害者の男性が1人で忘れ物を取りに現場に戻ってきた際に、野本容疑者側が仲間の居場所を聞き出し、慰謝料を支払わせるなどの目的で男性を暴行、監禁したとみられる。
県警は「捜査に支障が出る」として2人の認否を明らかにしていないが、これまでに住吉会傘下幹部・菅又郁雄容疑者(47)=さくら市氏家=など男女5人を逮捕していて、ほかにも共犯者や首謀者などがいると見て引き続き捜査を進めている。