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「JPドラゴン」のメンバー5人の初公判 4人が起訴内容認め、1人は無罪主張

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 福岡地裁(鈴嶋晋一裁判官)で26日、フィリピンを拠点とする日本人犯罪組織「JPドラゴン」のメンバーとして偽電話詐欺に関与したとして、窃盗罪などに問われた無職・三本竹朗被告(28)=住所不定=ら、20代から40代の男5人の初公判が開かれ、起訴された3件のうち1件を審理し、4人は起訴内容を認め、1人の弁護人は「本件には関与は一切ない」として無罪を主張した。

三本竹朗被告(28)

三本竹朗被告(28)-2025年9月-

JPドラゴンの拠点からの押収品

JPドラゴンの拠点からの押収品

 この日の公判は、三本竹被告ら5人が何者かと共謀して2025年5月18日、警察官を装って京都府八幡市在住の女性(当時82)宅に電話をかけ、「キャッシュカードが不正利用されている」などとウソを言ってキャッシュカード3枚をだまし取り、ATMから現金計150万円を引き出したとされる裁判。

 検察側は冒頭陳述で、JPドラゴンは2019年ごろにフィリピンを拠点に「ルフィ」などを名乗り、広域強盗を指示したとされる特殊詐欺グループを乗っ取り、そのメンバーを取り込んで組織的な詐欺を始めたと指摘。

 役割分担した上で日本の高齢者宅に電話をかけるなどして現金を奪い、フィリピンに持ち込んで犯行に関与した「かけ子」などへの報酬や、犯行拠点の家賃の支払いなどに充てていたとし、三本竹被告は「受け子」への指示役や取りまとめ役だったと主張した。

 JPドラゴンのメンバーらが拠点としていたフィリピンの「ピンクハウス」と呼ばれる一軒家などからは、およそ20万人分の個人情報が記載されたA4用紙の「住所録」およそ4600枚が見つかり、フィリピン当局が資料やパソコンなどを押収して警察庁に引き渡していた。

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