「無尽講、頼母子講」無許可営業 板金業で稲川会系森田一家傘下「本組」組長を逮捕

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　静岡県警御殿場警察署は６日、国の免許受けずに複数人から金を集め無許可でいわゆる「無尽講、頼母子講」などと呼ばれる銀行業を営んだとして、板金業で指定暴力団・稲川会系四代目森田一家傘下「本組」組長・本健一容疑者（５９）＝静岡県御殿場市二枚橋＝を銀行法違反（無免許営業）の疑いで逮捕した。

静岡県御殿場警察署

　本容疑者は国の許可を受けずに２０２３年１０月から２０２４年９月までの１年間、月１回の頻度で御殿場市内に住む１２人の客から現金３万円ずつ、計約４３２万円を掛け金として集め、一定の金額を給付して資金を融通し合ういわゆる「無尽講、頼母子講」などと呼ばれる銀行業を営んだ疑いが持たれている。

　本容疑者が御殿場市内で無尽講を開催しているとの情報提供があり、同署が捜査を進めていた。同署は本容疑者の認否明らかにしていないが、現金の配当や開催期間についてなど詳しく捜査を進めている。