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「池田組」の高木若頭射殺事件 実行役の山口組系弘道会傘下の元組員 控訴棄却で二審も無期判決

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 広島高裁岡山支部(長井秀典裁判長)で15日 2016年5月に岡山県岡山市で指定暴力団・神戸山口組系「池田組」の高木昇こと高木忠元若頭(当時55)を拳銃で射殺したとして、殺人罪などに問われた指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系三代目高山組傘下「山本興業」の元組員・山本英之被告(33)の控訴審判決が開かれ、長井裁判長は一審の無期懲役判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

広島高等裁判所岡山支部

広島高等裁判所岡山支部

 長井裁判長は「被害者が所属する組織のやり方が気に入らないなどの理由で殺害に及んでいる」と指摘し、極めて反社会的と非難。市民が巻き添えになる危険性は高く、自首したことを踏まえても「無期懲役が重過ぎるとは言えない」と述べた。

 一審の岡山地裁の判決では、山本被告は2016年5月31日、岡山市南区のマンション駐車場などで拳銃4発を発射し、3発を高木若頭の左脇腹などに命中させ殺害したとされ、無期懲役の判決が言い渡された。 

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