静岡県警浜松東署や刑事部捜査第4課などは4日、暴力団の威力を示して金品などを要求したとして、指定暴力団・稲川会傘下組員(27)と、自称・建設業の男(27)=御前崎市=、建設業の男(27)=磐田市=の男3人に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を出した。
静岡県浜松東警察署
稲川会傘下組員は今年2月22日、県西部地区在住の男性(20代)に対し、「死ぬより金を出した方がいいだろ」「示談書を書け」「飛んだら友達も家族もやるぞ」などと言って暴力団の威力を示した上で、現金20万円などを脅し取ったとされ、自称・建設業の男と建設業の男は、この現場に立ち会い、その行為を助勢したとされる。
被害者の男性は男らとトラブルになって金を脅し取られ、3月25日に警察に被害届を出し、4月2日に3人は恐喝と強要の疑いで逮捕されていた。