2024年10月9日
宮城県警仙台中央署は、宮城県仙台市青葉区国分町にある性風俗店から「みかじめ料」名目で現金を受け取ったとして、指定暴力団・住吉会系九代目西海家幹部で「七代目吉田会」会長・最上孝弘容疑者(55)=仙台市青葉区二日町=と、組員・小倉貴幸容疑者(41)=仙台市太白区青山2丁目=、風俗店経営の男(45)=青葉区花京院1丁目=と従業員の男(33)=青葉区国分町3丁目=の4人を県暴力団排除条例違反の疑いで再逮捕した。
最上孝弘容疑者(55)
最上容疑者と、性風俗店経営の男、従業員の男の3人は、今年6月に妊娠打ち明けた性風俗店の元従業員の女性(35)に対し、「子供は邪魔なんだよ」などと脅して中絶を強要したとして、9月に強要の疑いで逮捕されていて、捜査の過程で今回の容疑が発覚した。
最上容疑者と小倉容疑者は今年4月頃、条例により暴力団排除特別強化地域に定められている青葉区国分町の性風俗店から従業員の男を通して「みかじめ料」名目で現金2万円から5万円を受け取った疑いが持たれている。
同署は「捜査に支障がでる」として4人の認否を明らかにしていないが、吉田会の資金源になっていたとみて捜査を進めている。