逮捕状が出ていた「受け子」リーダーの男を自宅に匿う 住吉会系「四軒寺一家」幹部を逮捕

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　警視庁は８日、特殊詐欺グループの受け子のリーダーとして逮捕状が出ていた男を自宅に潜伏させたなどとして、指定暴力団・住吉会系「四軒寺一家」幹部・後藤進之助容疑者（５１）＝東京都杉並区＝を犯人蔵匿・隠避の疑いで逮捕した。

後藤進之助容疑者（５１）

　後藤容疑者は今年１月、特殊詐欺グループの受け子のリーダーとして逃走中だった男を杉並区にある自宅マンションに潜伏させた疑いが持たれている。後藤容疑者は捜査員が訪問した際に「ここにはいないよ」などとウソを言っていた。

四軒寺一家を捜索

　防犯カメラなどの捜査から、男が後藤容疑者の自宅にいる可能性が高まり、この日に再度、捜査員が訪問すると男が部屋から出てきたため逮捕した。

　警視庁は、後藤容疑者が男に逮捕状が出ていることを知りながら匿っていたとみて、動機や詳しい経緯、組織的な背景などを詳しく調べている。