2024年10月10日
佐賀県警は15日、今年1月に佐賀市で男性3人に殴る蹴るの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」幹部・古梶学容疑者(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員・谷村英雄容疑者(48)=佐賀県多久市=、篠川裕希容疑者(40)=同=、井上学容疑者(39)=同=ら3人の合わせて4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて4人の認否を明らかにしていない。
佐賀県警察本部
4人は今年1月13日の夜、佐賀市白山の繁華街の路上で20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るの暴行を加えた疑いが持たれている。付近を通りかかった人から 「10人ぐらいがケンカをしている」と通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定し逮捕した。この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
この暴行事件の約5時間半後には、現場から300メートルほどの距離にある浪川会系「神宮組」の事務所兼自宅に爆発物のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割れるなどの事件が起こっていて、県警は暴行された仕返しとして報復した可能性もあるとみて関連を捜査している。