北海道警は11日、覚醒剤事件で札幌市中央区にあるマンションの一室に家宅捜索に入った際、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部らが金を賭けた「賭け麻雀」をしていたとして、賭博の疑いで現行犯逮捕した。
北海道警察本部
逮捕されたのは、誠友会幹部で「高橋組」の初代組長・高橋哲雄容疑者(74)と、誠友会幹部で「三代目高橋組」組長・八木俊行こと八木俊幸容疑者(70)、札幌市内の会社役員の男ら5人。調べに対し、5人は容疑を認めている。
高橋容疑者らは6月11日午後、札幌市中央区南9条西3丁目のマンションの部屋で「賭け麻雀」をしていた疑いが持たれている。道警が別の覚醒剤事件で、この部屋に家宅捜索に入った際に発見し現行犯逮捕した。
「賭け麻雀」はチップを現金で購入する形で、1日に数万円から十数万円が動き、高橋容疑者が人を集め取り仕切って常習的に賭博が行われていたとみていて、賭博開帳図利の疑いも視野に捜査している。