福岡金塊盗難 実行犯から500万円恐喝 山口組系弘道会傘下「稲葉地一家」幹部を逮捕

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　愛知県警は、２０１６年７月に福岡市で７億６０００万円相当の金塊が盗まれた事件で、事件への関与を漏らした犯行グループの男から５００万円を脅し取ったとして、指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部・林雅志容疑者（３３）を恐喝の疑いで逮捕した。

愛知県警察本部

　林容疑者は金塊窃盗事件の犯行グループの１人として逮捕・起訴された被告の男（４０）から、口止め料名目で現金５００万円を脅し取った疑いが持たれている。被告の男が事件後、周囲に事件への関与を漏らしているのを知り、口止め料として現金を要求したとみられている。

　また、金塊窃盗事件の主犯格とされる野口和樹被告（４２）も恐喝に加わっていたとして、２８日にも身柄を福岡から名古屋へ移し、再逮捕する方針。

【追記】
名古屋地検は７月１８日、野口和樹容疑者（４２）＝窃盗罪で起訴＝と、林雅志幹部（３３）の恐喝容疑について不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。