岡山県警は12日、5月31日に岡山市南区のマンション駐車場で、指定暴力団・神戸山口組系「池田組」の高木昇こと高木忠若頭(55)が射殺された事件で、犯行に使用されたとみられる拳銃1丁などを同市内の山中で見つけ押収した。
岡山県警察本部
県警は、実際に使われたかどうか拳銃の鑑定を進めるとともに、入手先や山中に運ばれた経緯などについて、対立する指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系三代目高山組傘下「山本興業」組員・山本英之容疑者(32)=殺人容疑などで逮捕=を調べている。
県警組織犯罪対策2課によると、拳銃は11日午後6時35分ごろ、岡山市内の山中の市道から約30メートル離れた雑木林で捜査員が発見した。その後の捜索で12日午前までに、銃弾と空薬莢も同じ山中で見つかった。