知人男性の借金に因縁をつけ90万円恐喝未遂 道仁会系「小林組」組長ら2人を逮捕

　福岡県警久留米署は２７日までに、知人男性の借金に因縁をつけて現金９０万円を脅し取ろうとしたとして、指定暴力団・道仁会系「四代目小林組」組長・高木淳司容疑者（５５）＝久留米市津福本町＝ら２人を恐喝未遂の疑いで逮捕した。

福岡県久留米警察署

　高木容疑者は今年８月８日、知人男性（５７）の借金に因縁をつけ、男性の頭を殴った上、「久留米だけじゃないとぞ、福岡県出入り禁止やぞ」、「足の指５本全部詰めれ」などと脅迫し、現金９０万円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。

　男性が久留米署に被害を相談し、高木容疑者らに現金を渡さなかったため犯行は未遂に終わった。同署は高木容疑者ら２人の認否を明らかにしていない。