知人男性に「100万持ってこい」と脅迫し殴ってケガを負わせた道仁会系「前田一家」組員ら2人逮捕

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　佐賀県警佐賀南警察署は、今年７月に知人男性を脅迫して１００万円要求した上、顔を殴ってケガを負わせたとして、指定暴力団・道仁会系「三代目前田一家」組員・今井正容疑者（４１）＝佐賀市巨勢町牛島＝と、飲食店経営の男（３５）＝佐賀市田代＝の男２人を強盗傷害の疑いで逮捕した。

佐賀県佐賀南警察署

　今井容疑者ら２人は共謀して今年７月５日午前３時半ごろから同５時前までの間、飲食店経営の男が営む佐賀市白山にある飲食店内で、知人男性（２０代）に対し「１００万、来週までに持ってこい」「それか山に埋めてやるけん、それが嫌なら１００万持ってこい」などと脅し、男性の顔を殴って全治約１週間のケガを負わせた上、支払いを約束させる念書を書かせた疑いが持たれている。

　翌６日に被害者の男性が「２人から暴力を受けて１００万円を要求された」と警察に被害を届け出たため現金は支払われなかったが、同署が被害者の男性への聞き取りなど、その後の捜査から２人の犯行を特定した。

　同署は２人の認否を明らかにしていないが、犯行に至った経緯や動機など調べを進めている。