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宇都宮地検は6日、栃木県警さくら署に男2人が車のトランクに男性の遺体を乗せて出頭した事件で、指定暴力団・住吉会傘下組員・平山輝容疑者(26)=住所不詳=、同組員・石田飛鳥容疑者(23)=自称栃木県塩谷郡高根沢町文挾=、無職・石川豪流容疑者(25)=住所不定=の3人を営利略取と逮捕監禁致死の疑いで起訴した。石川容疑者については覚醒剤取締法違反(使用)の罪でも起訴した。
また、営利略取と逮捕監禁致死の疑いで逮捕された男女10人のうち、処分保留となっていた住吉会傘下幹部(47)=栃木県さくら市氏家=と、無職の女性(20)=栃木県宇都宮市=については不起訴処分とした。

宇都宮地方検察庁
平山、石田、石川の3容疑者は仲間数人と共謀して、2025年9月13日午前3時5分頃~同20分頃、栃木県宇都宮市西原町にある元パチンコ店の駐車場で、無職の男性(当時18)に慰謝料を支払わせる目的で、顔や腹を殴る蹴るなど暴行を加えた後、車のトランクに無理やり押し込んで監禁した上、翌14日ごろまで栃木県内やその周辺を走行して、熱中症に基づく多臓器不全により死亡させたとされる。
この事件は当初、男6人が男性に暴行して監禁した後、男2人が合流したとみられている。この8人は暴力団幹部をトップとする違法薬物の密売グループとみられている。
事件の発端は、被害者の男性を含めむ少年ら7人のグループが、密売グループ8人のうちの1人を襲撃し、金品を強奪した「密売人狩り」への報復だった。襲撃後に男性が携帯電話をなくして現場へ戻った際、6人に見つかって暴行、監禁されたという。