埼玉県警は29日、2023年9月に埼玉県小鹿野町藤倉の山林に埼玉県本庄市の自営業・茂木好夫さん(当時55)の遺体が埋められ遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕していた指定暴力団・稲川会系九代目八木田一家傘下「真木組」組長・真木健作こと根岸将浩容疑者(48)=埼玉県本庄市小島=ら男5人が、茂木さんを殺害したとして殺人容疑で5人を再逮捕した。

真木健作こと根岸将浩容疑者(48)

埼玉県小鹿野町藤倉の山中に男性の遺体を遺棄
茂木さんは2023年9月3日午前2時ごろ、群馬県伊勢崎市内の飲食店で知人と飲酒後、付近の駐車場で男数人に車両で連れ去られ、群馬県内や埼玉県内を転々としていた事が判明していて、県警は、11月1日までに逮捕監禁などに関与した男女16人を逮捕。その後の容疑者の供述や防犯カメラ映像の解析などから、11月15日に小鹿野町の山林の土に埋まってい茂木さんの遺体を発見した。司法解剖の結果などから、茂木さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死とみられる。
県警は今月8日、11月5日に小鹿野町の山林に茂木さんの遺体を埋めたとして、根岸容疑者ら7人を死体遺棄容疑で再逮捕し、その後の捜査から、5人が茂木さんに殴る蹴るの暴行を加えて肋骨骨折などの傷害を負わせたうえ、首を絞めるなどして殺害したとして殺人容疑で根岸容疑者ら5人を再逮捕した。この事件を巡っては、これまでの逮捕者は今回の5人を含め、監禁容疑など男女計17人に上る。
茂木さんが連れ去られる前日までに、茂木さんの自宅から現金や借用書が盗まれていて、県警は、茂木さんが貸していた金の返済を巡るトラブルがあったとみて、殺害に至った経緯を捜査するとともに、組織ぐるみの犯行を視野に全容解明を進めている。