関連記事▶
大分県警別府署は9日午後、今年5月に大分県別府市のコンビニ駐輪場で起きた暴行事件で、警察にウソの説明をして容疑者を逮捕させないようにしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目石井一家傘下「三代目大友会」幹部・長井慎司こと小川慎司容疑者(52)=別府市石垣西=と、石井一家傘下「四代目江口組」組員・野仲蓮容疑者(26)=大分市大津町=ら男3人を犯人隠避の疑いで逮捕した。

大分県警別府警察署
小川容疑者ら3人は今年5月23日午後9時すぎ、別府市北浜のコンビニエンスストアの駐輪場で起きた暴行事件で、コンビニ従業員の通報で駆け付けた警察官に対し、「自分たちの内輪もめや。関係ない人間は帰らしていいやろ」とウソの説明をして、暴行した容疑者をその場から立ち去らせて捜査を妨害した疑いが持たれている。事件後の防犯カメラの映像などから3人がウソをついていることが判明した。
同署は「捜査に支障がある」としていずれの認否も明らかにしていないが、暴行事件の立件も視野に小川容疑者ら3人と、暴行事件の容疑者らとの関係性など調べを進めている。