神戸地検は25日、神戸市中央区で8月に指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目藤島組」の加賀谷保組員(51)が銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・神戸山口組の中核組織である「五代目山健組」組長・中田浩司容疑者(60)=同区中山手通=を殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴した。
山健組組長・中田浩司被告(60)
地検は中田容疑者の認否を明らかにしていない。
【追記】
2024年10月31日、神戸地裁は「被告人が犯人である可能性は高いと言えるが、別人が犯人である可能性を否定し切ることはできない」などとして、中田被告に対し無罪(求刑・懲役20年)を言い渡した。
同年11月13日、神戸地検は中田浩司組長の一審の無罪判決に対し、「判決内容に不服がある」として大阪高裁に控訴した。