2024年10月9日
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宮城県警仙台中央署は、今年6月に妊娠打ち明けた風俗店の元従業員の女性に対し、「子供は邪魔なんだよ」などと脅して中絶を強要したとして、指定暴力団・住吉会系九代目西海家幹部で、「七代目吉田会」会長・最上孝弘容疑者(55)=仙台市青葉区二日町=と、風俗店経営の男(45)、風俗店従業員の男(33)の3人を強要の疑いで逮捕した。
宮城県仙台中央警察署
3人は6月29日午前0時すぎ頃、宮城県仙台市青葉区の飲食店で、風俗店の元従業員の女性(35)に対し、「お前が子供を産むとお前の人生によくない。子供は邪魔なんだよ」などと脅迫し、中絶を強要した疑いが持たれている。事件の翌日、不安を感じた女性が警察に相談して事件が発覚した。
女性は、事件前まで風俗店経営の男の店で働いていて、妊娠していることが分かり出産すると伝えたところ、脅されて中絶を強要されたという。
同署は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていないが、女性が出産すると店の売り上げに影響すると考え、中絶を強要したとみていて、最上容疑者が風俗店の用心棒を務めていた可能性も視野に詳しい経緯など調べている。