会社の従業員を装いコロナ休業支援金を詐取 住吉会系「沼澤会」幹部ら3人を逮捕

　警視庁葛西警察署は、実在する会社の従業員を装って虚偽の申請をして、国の「新型コロナ休業支援金」約２２４万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「三代目沼澤会」幹部・山﨑純容疑者（５０）＝東京都江東区亀戸＝や、職業不詳・佐藤圭一容疑者（４７）＝山口県宇部市＝と、同居するパートの女（４８）の男女３人を詐欺の疑いで逮捕した。

警視庁葛西警察署

　山﨑容疑者ら３人は仲間と共謀し、２０２２年５月〜９月にかけて、実在する都内の清掃会社の従業員を装って虚偽の申請をし、国の新型コロナ休業支援金約２２４万円をだまし取った疑いが持たれている。今年２月に東京労働局からの情報提供で事件が発覚した。

　調べに対し、山﨑容疑者は黙秘していて、他の２人は「やっていません」と容疑を否認している。