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一連のアルファード窃盗・転売事件 新たに窃盗グループ実行役の男1人を逮捕

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 警視庁と千葉県警の合同捜査本部は10日までに、千葉県内のマンション駐車場からトヨタの高級ミニバン「アルファード」を盗んだとして、無職・本間愁也容疑者(22)=住居不定=を窃盗容疑で逮捕した。

本間愁也容疑者(22)

本間愁也容疑者(22)

 本間容疑者は仲間と共謀して2023年9月20日、千葉県市川市のマンション駐車場で、アルファード1台(約700万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。本間容疑者は自動車窃盗グループの実行役とみられているが、調べに対し本間容疑者は黙秘している。

 警視庁などは、2021年10月~2024年5月に1都4県で盗まれたアルファードなど17台を関係先から押収。盗まれたアルファードは不正取得された正規のナンバープレートに付け替えられ、暴力団関係者などに売却されるなどしていた。

盗難車「アルファード」に不正取得したナンバープレート付替 自動車整備会社社長を逮捕・押収された車両「アルファード」

これまでに押収された盗難車「アルファード」

盗難車「アルファード」に不正取得したナンバープレート付替 自動車整備会社社長を逮捕・押収された車両「アルファード」

 一連の事件を巡っては、指示役とみられている指定暴力団・住吉会・十三代目幸平一家加藤連合会傘下、「賢総業」幹部で、「林田組」幹部・横田力こと細淵力被告(42)=埼玉県越谷市=ら、複数人が組織犯罪処罰法違反容疑などで逮捕、起訴されている。

 同本部は、この窃盗グループが2021年10月~2024年7月の間に、盗難車の売却などで少なくとも1億5千万円の違法な収益を得ていたとみて、余罪や他の共犯者など調べを進めている。

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