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北海道警旭川中央署は7日、北海道旭川市の歓楽街(通称・さんろく街)のバーで、男性従業員に「みかじめ料」を要求して顔を平手打ちしたなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目旭導会組員で「井上組」組長・井上亮平容疑者(46)=旭川市5条通6丁目=を恐喝未遂で逮捕した。
北海道旭川方面旭川中央警察署
井上容疑者は5日、旭川市3条通り6丁目にあるバーに1人で来店して、午前4時ごろにから午前8時ごろまでの間、男性従業員(40代)に対し「みかじめ料」名目で金銭を要求し、応じなかった従業員の顔面を平手打ちするなど暴行を加え、その後もしつこく金銭を要求した疑いが持たれている。男性にケガはなかった。
同日午後8時ごろ、別の従業員から警察に「ヤクザから暴力を受けてみかじめ料を要求された」と通報があり事件が発覚。7日午後3時ごろに井上容疑者を逮捕した。
同署は井上容疑者の認否を明らかにしていないが、「みかじめ料」が暴力団の収入源になっているとみて、組織的犯行を視野に余罪などを調べている。