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東京地裁で26日、国内最大規模といわれる違法スカウトグループ「ナチュラル」の関係者に捜査情報を漏洩したとして、地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われている警視庁暴力団対策課の元警部補・神保大輔被告(43)の初公判が開かれ、神保被告は「情報漏洩したことに間違いありません。全て認めますし争いません」と述べ起訴内容を認めた。

東京地方裁判所
神保被告は、捜査を担当していた風俗スカウトグループ「ナチュラル」の関係者に対し、関係先に設置した捜査カメラの撮影画像や撮影場所の住所などを記したリストを提供し、捜査情報を漏洩した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、神保被告の携帯電話にナチュラルが独自開発したアプリが2024年5月にインストールされていたことや、神保被告の自宅で見つかった現金900万円からナチュラル関係者の指紋が検出されたなどと指摘した。
神保被告は2023年から2025年3月までナチュラルが関与する事件の捜査に携わり、組織犯罪捜査を14年間担当していたが、2025年4月にナチュラルの担当から外れた後も捜査情報へのアクセス権は持ったままで、職場のパソコンを使用して関係資料を入手していた。警視庁は2025年12月に神保被告を懲戒免職にしている。