キャバクラ店に「みかじめ料」名目で金銭要求 稲川会傘下組員に中止命令

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　静岡県警は６日、暴力団の威力を示して、みかじめ料や用心棒料の支払いを要求したとして、指定暴力団・稲川会傘下組員（３３）＝掛川市大渕＝に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を出した。

静岡県掛川警察署

　組員は２０２４年１２月２７日午後９時頃、掛川市内にあるキャバクラ店で、この店の男性経営者（４０代）と男性従業員（２０代）から現金を脅し取ろうとしたとして、５月３１日に恐喝未遂の疑いで逮捕されていた。

　この組員は、キャバクラ店のテーブル上に置かれた酒のボトルやコップを投げつけて壊した上、止めに入った男性従業員２人に対し、胸ぐらや頭髪をつかむなどの暴行を加えたとして、５月２１日にも器物損壊と暴行の容疑で逮捕されていた。